2015年11月29日日曜日

Surface 3 の回線契約 Y!mobile(ワイモバイル)を解約してきたんだが案外簡単でスグ済んだ

Surface 3 を購入したのが今年6月19日の発売日当日だから、半年もちませんでした。
Surface 3

なにしろマシンパワーが足りないのです。
実際どの程度の非力さかといえば、Surface Pro 2 と比較したものがあるので、ご覧いただければと。
【対決】Surface 3が完敗!旧式Surface Pro 2 の方が4倍も速くフォトショップアクションを処理できた【無慈悲】


2014年までならどうにかなったかもしれないけど、いまや40メガピクセルを超えるデジカメも続々登場、4Kビデオもあたりまえとなった時代にはちょいと厳しいなと。そういう時代の節目にはやっぱりパワーですね。(いや、フルHDどころか720p動画の書き出しすらもほぼ不可能に近いんだが)

ですからもうこのマシンは手放してしまうのが吉だと。まずはワイモバイルで回線解約を。近所のショップに持ち込んだら、わずか10分ほどで完了しました。

手続きに必要なものとしては運転免許証などの身分証。そして端末の電話番号(回線の契約書に書いてある)、肝心のSIMカード(というかSurface 3 ごと店に持ち込んだ)

まず店員さんが身分証と契約回線の電話番号を確認した後、解約の書類(というかタブレット画面上)に署名します。次に、Surface 3 に挿してあるSIMカードを店員さんが抜いて、破砕機にかけて穴を開けます。以上、これで終了。とても簡単でした。

解約となると、引き止めのためにアレコレ薦められたりするのが嫌な方も多いかと思います。ワイモバイルでは、回線を寝かしておくか、他のSIMフリー端末でも使えるよと軽く言われただけで、しつこく薦められることもありませんでした。

また、解約理由も一応尋ねられまして、回線品質に不満はないけど端末の動作が自分にとっては遅すぎた旨を伝えました。『そんなに遅かったですか』と聞かれましたので、「自分はSurface Pro 2 と Pro 3 も使ってきたが、これは格段に遅い」と答えたらすんなり納得してもらえました。

以上で10分ほどです。
前に電話でイー・モバイルの無線ルーターを契約解除したことがありますが、対面のほうが安心できますし、電話オペレーターにつながるまでが長かったりしますので、もし近所にショップがあれば、電話よりも店頭で解約したほうが良いと思いました。

2015年11月28日土曜日

都内でセミ出現、その姿を激写!ほぼ12月なのにアブラゼミが羽化という珍現象発生、異常気象か温暖化か?

昼ごろ、カワセミ撮影仲間のOさんから入電、スマホ動画が送られてきました。その動画を見てびっくり!なんとアブラゼミが樹にとまってるではないですか。

Oさんによれば、ジワジワ上に登ってはいるけど、まだ同じ樹にとまってるというので、現場に急行しました。

いました!間違いなくアブラゼミ!
Cicada アブラゼミ 蝉

この時期まで生き残っていたにしてはあまりにも綺麗で傷ひとつない個体です。なぜでしょう?

Oさんによれば、今朝これが羽化したのを見たという人がいるらしく、だからまだ羽の色に若々しさが残っているのですね。アブラゼミは羽化してから一ヶ月ほど生きるということで、10月末の暖かさで羽化したものがいたのかなと思ったのですが、まさか今朝、11月28日にもなってのご登場だったとは驚きです。ここ都立石神井公園では10月にカブトムシを発見したことがありますが、今回はそれを上回るできごとでした。

断じて、夏に撮影したフッテージを組み合わせたわけではないです。証拠として何か出せるものはないかと考えましたが、撮影したビデオのファイル作成日が「今日」であることくらいかなあ(笑)。これも今日撮影したから日付ではなく「今日」としか表示されないっていう(笑)
file create date

スマホで日付や今日のニュースなどを表示しながら一緒に写り込ませようと思ってた矢先に、子供たちがやってきて捕獲していったものですから(笑)

一部始終は4Kビデオにも収めましたので、どうぞごらんください。


2月の大雪の日に、アブラゼミの抜け殻を発見したこともあります(以下の動画に映っております)。


さすがに抜け殻だけなら、雨風をうまくしのげれば半年ほどは残るのかもしれませんが、セミって凄い生き物ですね。

2015年11月25日水曜日

日本でもUSキー配列の Surface Pro 4 タイプカバーが発売決定だぞ

奥さん!
快挙です!
Surface Pro 4

@SurfaceJPさんのツイートによれば、日本マイクロソフトもいよいよSurface Pro 4 用のUS配列キーボードを販売してくれるようです!

ツイートでは、

【Microsoft Store 限定】 Surface Pro 4 用英語キーボード 新発売 ※ Surface Pro 3 でも使用可能です。

としています。
Pro 4 ユーザーだけでなく Pro 3 ユーザーもこれはマストバイですね。

以下がその直販ページへのリンク
Surface Pro 4 Type Cover (ブラック) - US配列 英語キーボード

いやあ願いが叶って嬉しい限りです!
とはいえ私は既にドリキンさんに買ってきてもらいましたけどね。


あとは、Surface Pro 4 日本では1テラバイトSSDのモデルが買えないという問題を解消していただければ、迷うことなく最上位モデル購入なんですけどね。

30万円もするパソコンのストレージが512GBだなんてどう考えてもあり得ないでしょ。これは1TBにすべきです。

後出しにしちゃうと荒れるでしょうから、来月の発売時にはぜひ1TBもラインナップに加えていただければと。

2015年11月24日火曜日

RICOH THETA S 二度目の初期不良で激しく萎えた件

THETA S

購入してからスグ、RICOH THETA S (リコー・シータS)は買い替えマストの性能向上ぶりだったとは言ったものの、最初に入手した製品は不良品ということであえなく返品。

片側のセンサーが上手く働いてくれないという不具合
THETA S 不良

Amazon.co.jpにて購入したのですが、どうも発売直後から品薄、返品交換でブツが届くのは11月後半になってしまうとのこと。旅行などですぐ使い倒したかったので、比較的早く届けてくれそうなAmazonマーケットプレイスの量販店から買い直しました。

で、どうにか旅行にも間に合って、YouTubeやFacebookにグルグル回る動画なども公開するなど楽しく使用したわけですが...


今日また使おうと思いましたらば

きれいな顔してるだろ。死んでるんだぜ。
THETA S

一度は電源が入ってスマホとも接続できてたのですが、いざ撮影ボタンを押したらうんともすんとも言わず。どう頑張っても電源が入らなくなってしまいましたとさ。Amazonに返品の旨を送信しましたが、マーケットプレイスでの購入なので、その後に出店者から連絡が来るそうです。萎えることこのうえなし。
RICOH デジタルカメラ RICOH THETA S 360°全天球イメージ撮影デバイス 910720

2015年11月23日月曜日

写真をもっと上手に撮りたくなったら?意識を変えるだけで写真は変わる

Dager Thin Ice

やたらカメラレビューばかりやってるので写真についてのよもやま話をしたりお悩み相談を受けることも少なくないのですが私自身ちゃんと写真やってみようと思い立ってからまだ1年経ってません。なんらかの形での映像関係者としてはずいぶん長いんですけどね。

映像と写真は似て非なるもので、それが理由で壁にぶち当たることもありますが、そもそもカメラという機器を使うことには根本的に違いがないので、それで役立ってる知識や経験も少なくないです。加えてアパレルの広告とかウェブとかに携わってた時期もあるので、そこもまた役立っております。その辺も含めてお話ししたいと思います。

それでまず、表題の件「写真をもっと上手に撮りたくなったら?意識を変えるだけで写真は変わる」ですけども、なぜ技術の話ではなく意識を変えることなのかと言いますと、正直言ってどうやっても最近のデジカメなんて良く撮れるわけですから大事なのは意識転換のほうかなと。

ではどういう意識が大切なのかというと、「作る」という意識ですね。

「撮る」というのはシャッター切ればいいんですけど、「作る」が欠如してると記録はできても作品としてはろくなもんにならないんですよ。「作品」というからには「作る」という意思があって当たり前ですけども(笑)。個人的にはカメラを使ってできることは三段階に分けられると思っていて

(1) 写った

(2) 撮った

(3) 作った

の3つだと思います。
一番目の「写った」はあまり主体性のない感じなので分かるかと思います。暗すぎて見えないものもなんとか「写った」とか、速すぎるものも珍しいものも、はなから写す気がないものまでも、まぐれだったり偶然だったりで「写った」ということがカメラにはできます。フレームインしていて光があたっていれば(またはそれ自体が発光していれば)写ります。スチルではなくビデオカメラでいえば録画状態にしてそのまま放置していたような感じとでも言えましょうか。

二番目の「撮った」は積極的に撮りにいく意思あってこそですね。我思う故に我あり。防犯カメラやオービスで「撮った」とは言いません、それは「写った」です。じゃあ動体センサーを山林の獣道に仕掛けて写真家不在で撮影された動物写真はどうかというと、やはりそういう被写体に対しては「写った」という他ないのでしょうが、フレーミングやら露出やら照明やらの意図があればやはり「撮った」ということになるかと思います。ビデオカメラでいえば、子供の運動会であるとか友人の結婚式などを撮影するような行為かなあ。

三番目の「作った」はさらに一歩踏み込んで、「撮った」には違いないのですがフレーム内のあらゆる物事に対して可能な限りコントローラブルな撮り方。スタジオ写真はまるっきりそうですね、照明やレイアウトや背景やポージングなどなど完全にそうなる着地点を狙って「作った」もの。ビデオカメラでいえばドラマ作品をやるような感じとも言えます。

対して屋外スナップや風景写真のように自然環境が絡む場合では、山脈を移動させたりドピーカンを霧雨に変えたりはできません。野鳥や昆虫などを含む動物写真でもほぼ同様ですね。しかしそういう場合でも、カメラの露出設定やピント、構図、フィルターワークやフラッシュその他の照明などコントローラブルなところに対して「作る」意思があることと、アンコントローラブルな部分でも「機をうかがう」ことで企図の通りになるのなら、それは「作った」写真であるとは思います。ビデオカメラでいえば、ドキュメンタリー作品ってとこか。先述の、センサーで動物写真を撮るということについても、カメラマンの撮りたい動物が思惑通りのポージングや照明、構図などでバシっと撮れていれば「作った」と言えますよね。

こうした姿勢については、ある高名な映画監督の面白いエピソードがあります。
映画の撮影中「あの家が邪魔だからどけろ」とその監督がスタッフに言いました。それで立ち退いてもらって家を取り壊したら今度は「あの日の雲がない」と言ったそうです。映画は虚構の世界を「作る」わけですから、写真よりもその意向は強いかと思います。最近よく発生している、撮り鉄による自分勝手な設備撤去などのトラブルは、そういった面が悪く出てしまった例ですね。

それで、私がこれまでいろんな方々から聞いた写真お悩み話から感じるのは「作る」という意識が薄いところです。上にビデオカメラでやる行為も挙げておりますのでその意味はなんとなくご理解いただけたかと思います。これってなんとなくカメラ買って、なんとなく撮ってて、なんとなく上手く撮れたこともあって、なんとなく写真撮るのが好きになっていく、という流れのなかにいると気づきにくいんじゃないかなと思いました。

たとえばアパレル広告なんかだと、モデル写真だけでなく単にブツ撮りにしたって完全に「作る」わけですよ。最終的なゴールがあって、そこに向かって作っていくんです。まあそういう版権ものはここでは掲載できませんので、何年かまえに自分で発行した電子書籍の表紙を以下に貼っておきます。
0330 magazine vol.1 cover

上図はそんなに作り込んだ写真でもありませんが、明らかにたまたま撮れたシチュエーションでもございません。初代 iPad 発売という黒船の襲来当時、電子書籍時代の幕開けということで「かみよさらば」というお題にそったダジャレをやっています。「かみよさらば」と言いつつも、薄毛の男性が育毛クリニックの待合室にいるというアンチテーゼ。写真週刊誌くらいのリアリティは持たせつつ、ちゃんと前頭部が盛大に光るようにやってるわけです。後頭部にはなんだかピンコ立ちした妖怪アンテナかのようにドアの隅が見切れているところもお気に入り、カウンターにナース服の美女がいることでなんだか意味深になります。

場末の洋食屋だとか喫茶店に入ってメニューを見たら、心得のない店員が撮ったようなヒドい料理写真が載っていて、注文を躊躇してしまったり、どんな料理が出てくるのか戦々恐々なんて経験があると思います。「作る」というのは、ただ単純に「写った」ものとは違うんです。私がよく行く飲食店の方なんかは、NEX-7買ったからこんど料理の撮り方教えてくれなんて言ってきたんですけど、いやいやそこはプロに発注しましょうよと。SNSに投稿するんじゃないんだから。節約するとこじゃなくて絶対かけるべき経費だから。

またあるときは、わが親族が飲食店のオープンに携わったというので行ってみたら、「これ私が撮った写真」と自慢げにメニューを見せられたんですが、どれもこれもお洒落カフェにありそうな被写界深度極浅の写真。安いデジタル一眼が出始めた時期には、これまでコンデジで得られなかった大きなボケが流行りました。それで「プロっぽい」と勘違いしてやっちまった感のあるメニューでしたけども、エビフリャーの一点だけにピント合わせたら奥にある白いのがポテサラなのかタルタルソースかわかんねーだろうが。雰囲気食ってんじゃねーんだぞ、メシ食いに来たんだぞと。

たしかにトロトロのボケ味は魅力でもありますが、盛大にボケるだけボカせればいいってもんでもないです。レンズは明るいに越したことはないとはよく言いますけども、大きくボケるから良いということではなくて、ボケ量をコントロールできる幅が大きいという考え方が正しいと思います。ボケるから見えなくできる=隠せるということもあれば、ボケてるけど何があるかは分かる=なんらかの意図のもとに視線を逸らしてる等。例えば後ろから悪役が近づいてきてるのが"ボケながらも"判るのかそうでないかは、映画では大きく違いますよね。また手前の被写体から奥の被写体にフォーカスを移動する(あるいはその逆など)、いわゆるピン送りのような技法も映画では頻繁に使用されます。ボケ量やピント位置が作品演出において重要な意味を持ってくるというのは、映像演出を学んでる方は案外初歩の初歩で気づく点かもしれません。嗚呼そうだ、写真を「作る」というのは演出ということも含みますね。

過去のタイムラプス作品で「月蝕」というのがありまして、ぼんやり円い街灯の光をバックに羽化する蝉のシルエットを撮影したものです。
蝉の羽化シーンを逆光シルエットでタイムラプス動画にしてみた


蝉が羽化する動きでバックの街灯が遮られ、それが次第に変化していく様子を月食に見立ててのものです。こりゃあ明らかに「作った」ものですよね。CGでやってるという意味ではなくもちろんすべて実写です。こういうイメージのアイデアがあって、計算ずくでやっているということです。まず月食に見立てるのですから、そう見えるようなサイズ感を演出しなくてはなりません。蝉がとまる木と街灯のあかりとの距離、レンズの焦点距離で決まります。もちろん蝉がこちらの意図した通りに木に登って好位置で止まってくれるはずもありませんから、こればかりは機を待つのみです。さすがに偶然だけには頼れない確率なので、何匹も蝉の幼虫を捕獲してはこの木に登らせてみましたが、それでもぜんぜん好位置には来てくれないという忍耐の要る作業でした。

つまりは「撮った」だと既存のありものをどう上手くとらえるかに終始してしまいそうですが、「作った」の場合には「この事象をこういう風に撮るんだ」という想いですね。それが自然状態をねじ曲げるくらいの意思(意志)で臨んでようやく「作った」になるんではないかな。捏造するという意味ではなくね。

こちらは本物のお月さん
Fishing of the world's largest class

クレーンが月を釣った!というものですけど、毎日ベランダから工事用クレーンとお月さんを眺めて、ちょうど上手く重なったところで撮影しました。写真としてはもっとお月さんの比率が大きいほうが良いので、作品というよりかはあくまでも「作った」行為の一例として。

そして下図についてはもう、企て無しで撮れるものではありません。
Kingfisher bathing Continuous photo カワセミ飛翔連続写真

常々こういうカワセミの連続写真の合成をやりたいと思いながら、さりとて高速移動する極小物体にどうピントを合わせていくかが課題でした。夏の間この池に通い詰めているなかで、だいたいいつもこの位置関係でカメラのセンサー面に対して水平移動で水浴びをするカワセミの個体がいると判明。おかげで置きピンのまま連続撮影することができました。

カワセミの顔、特にクチバシや眼はあまり動体ブレしないように、しかし羽根には存分にはばたきの動きが出る絶妙のシャッタースピード、なおかつ目に光が入る太陽の位置という条件。何回かこうした水浴びを撮影できましたが、どのコマでも綺麗に翼を広げていて、なるべく等間隔で美しく列びそうな回のをチョイス、Photoshopで合成しました。

風景の名所でただ撮影しただけだと下図のように、名所だからこそ逆にありがちな凡庸さが強く露呈してしまうことも。
Toronto

そこでアクセントとして、飛んできた飛行機を捕まえてみました。
トロント

同じような小技としては枝ナメが有名かと思います。
枝ナメ

アクセントというよりはフレーム内フレーミングの類でもありましょうか、手前の木の枝をナメてやることで画面が格段に締まります。しかも桜や紅葉であれば季語にもなるという素晴らしい小技。もちろんススキのような草でもOKですね。十五夜のお月さんにススキの穂がかかる絵面などは和の定番ですよね。

さて、Photoshopで上図のナメてる木の枝を消し去ってみました。
枝ナシ

かなり腑抜けた画になってしまいましたね。いかにあの木の枝が画面を締めていたかがよく分かります。枝ナメで締めるのはごく初歩的な撮り方ですから皆さんには釈迦に説法だとは思いますけども。

私が大学で教わっていた教授のひとりに、時代劇や特撮のカメラマンをやってらっしゃる方がおりました。時代劇と特撮ってかけ離れてるようで案外そうでもないんですよね。ロケなんかだと、遠くに立ち並ぶ現代的な家々はぜんぶ消さなきゃいけない。CGやるような時代じゃないですから、それって特撮の合成とおなじです。そんでもって暴れ◯坊将◯をその辺に立たせたら、奥のほうにはお城の模型を遠景らしくほどよく配置したりなんかして、完全に作られた画ですな。極めつけは枝ナメです。画面を締めるだけでなく、 アラ隠しの意味もあります。

その枝どうしたのかって、そりゃ小道具さんだか大道具さんだかが持ってるそうで(笑)。「作る」ってそういうことでもあるんです。そこに良さげな枝がなきゃ自前で枝を持って来ればいいというのは柔軟な発想です。それはヤラセっぽいからイヤだとか仰る方も少なくないかもしれません。でも、程度の差はあるにしても、基本的に「作る」ってことは同じなんじゃないかなと思います。たとえば天気や日差しを待つのもそうではないでしょうか?写真は光を写すものですから、いい光があるときに撮らないと良くなるはずがありませんよね。

映画だと長時間露光は基本的にしませんし、荒くなる高感度フィルムの使用は写真撮影よりも忌避されがち。ですから、照明だけで作り込む手法はずいぶん奥深いものになってます。夜の窓に映る青い月光、夕暮れ時の影が長く伸びる赤みのある光、めらめら燃える炎が人物に照り返す光、暗闇でタバコに火を点けたりロウソクを灯したときの光などなど。昼間なのに夜にする、青いフィルターと絞りやNDフィルターの併用で「擬似夜景」なんて技法もあります。夜の闇のなかで汚く撮してしまうのではなく、潤沢に光源のあるなかで夜を表現するという、ソニーα7S II などの存在しない時代にはそのようにしておったんですな。

<蛇足>
ところでそのソニーα7S II は高感度性能がスゴいですな。

</蛇足>

構図や配置もまた然り。
映画監督でもあるフランス人歌手の故セルジュ・ゲンズブールは、ファインダーを覗いて、コーラの瓶を1cmだけ動かしたという逸話もあります。そこまで「作る」ということです。たしかに彼の映画はどれか1フレームだけ抜き取っても写真として美しい。

さて冒頭になんの説明もなく掲げたこの写真ですが...
Dager Thin Ice

すこし離れた立ち位置や方向から見れば、注意を促す立看板も、凍りついた湖上に立つ男たちも、そのどちらか一方しか見えないかもしれません。

しかしあえて両者をこの配置で撮影することで、ドリルやスコップを携えた二人と『危険・薄氷』という看板に意味が出てきます。おかげで、これから起きるかもしれないマヌケな大惨事に期待を寄せることになります。そう思わせるために意図的に「作った」写真ですね。現実には、少なくとも私が見ているあいだに何のアクシデントも発生しませんでしたけどね。

現代はスマホやPCのアプリで天体の動きから飛行機の離陸状況まで手軽に追えてしまう時代。Google Maps なんかは私もよく下調べやロケハン代わりに使うことがありますし、カシミール3Dなどのシミュレーションソフトによって、かなり高精度で任意の場所からの天体ショーも狙えるようになりました。任意の日時場所での日差しの加減もシミュレートできます。スタジオで撮影する写真に限らず、大自然を相手にもずいぶんと思惑を反映できる機会が増えているということになります。近年、スカイツリーにかかる月食や、どこそこから見たパール富士、月面に重なる旅客機といった写真を、いささか乱発気味なスピードで目にする機会が増えたのもそういう理由だとは思います。

以上、「作る」ということに関してあちこちに話や度合いや観点自体が飛びつつになってしまいましたが、デジタル一眼を買ってみてなんとなく撮ってるうちに面白くなってきたという流れだとやはり「作る」ところに気づかずに壁になってるんじゃないかなと、スナップショットや記念写真から始まるとそこが欠落したまま走り続けちゃうんじゃないかなと、いろんな方々の話を聞いてて思った次第です。

簡単に言い換えれば『これをこう撮りたい』というイメージの具現化になります。企画書や予算申請といえば身近に感じる方もいらっしゃるでしょうか。『ナゼこれをこうするの?』と聞かれて答えに窮するようではアウトなんだろうなと。最後に私の蔵書から、今回の話題について深く関連するお役立ち本三冊のAmazonリンクを貼って締めさせていただきます。

図解/実践 映像ライティング (玄光社MOOK)


すぐに役立つ被写体別画面構成 (玄光社MOOK)


傑作から学ぶ映画技法完全レファレンス

2015年11月14日土曜日

iRig Acoustic を使ってみた iPhoneやAndroidスマホとアコースティックギターをつなぐオーディオインターフェイス

guitar

IK Multimedia より新発売となる「iRig Acoustic」のサンプル品をいただいたので、ほぼ専用のiOSアプリ「Amplitube Acoustic」もリリースされたタイミングで早速使ってみました。

iRig Acoustic


イヤフォンなんかにありがちなこういうセミハードケースが付属しており、そのなかに収納するかたちでパッケージされています。持ち運びにも良いですね。ケースにはメッシュの仕切りがあるのでギターピックなんかを入れておくのにも良さそう。
iRig Acoustic

三角のギターピック型のがマイクでして、これをサウンドホールに掛けて収音します。

4極プラグに対応したiOSデバイス、Androidデバイス、そして一部のMacで利用できるとのこと。

実際にこの iRig Acoustic とiPhoneアプリの Amplitube Acoustic Free を使用した音声は、以下のYouTube動画でお聴きいただけます。


私の場合、背中がプラスチックの90年代エレアコしか持ってないもので、いまひとつ楽器自体が良い響きとは言えませんが、それにしてもこの低ノイズは素晴らしい。ウクレレで使えるというのも気に入りました。Amplitube Acoustic アプリを使用する場合には楽器ごとにプロファイルを作成できます。おかげで登録さえ済んでいれば、すぐササッと使えていいですね。

個人的にはスチール弦とピックの擦過音が気になりましたが、そこは消せる部分ではあります。ウクレレのほうのナイロン弦は本当に良かったですね。好みです。

欲を言えば、弾語り用としてヴォーカルマイクの入力だとか、それをミキシングできるアプリ、そしてヘッドフォンとは別にアウトプットももうひとつあると利便性は増すかなと思いました。

しっかし、こうなるとエレアコって一体なんなんだろうね。プラグ挿すのも iRig Acoustic 引っ掛けるのも気軽さはさほど変わんないし。

ちなみに iRig はいろいろシリーズがありますけども、ギターだけでなくマイクなんかもいくつかあるんですよ。


iRig Acoustic

日本マイクロソフトのOffice付属させたがりは異常

さる11月12日、Surface Pro 4発売記念キックオフイベントに参加してきました。

実機に触れて大興奮!
Surface Pro 4

帰宅したときはまだ平静を装えたのですが...


二日経って、もはや「恋焦がれてる」とも言えるレベルでSurface Pro 4のことが気になって仕方ないです。若干とはいえ、Pro 3 よりも薄い!見てすぐわかる度合いで薄い!
Surface Pro 4

キックスタンドのすーっと倒れる感触も良かったなあ。
Surface Pro 4

Adobe CC だとか Bitwig Studioがサクサク動いている様も強く脳裏に焼き付いてしまって...
Surface Pro 4

これ買うべき?買いたい。欲しいよね。いや、でも高額すぎるし...

その高額に感じる要因が円安だと思っていたのですが、どうやら日本だけのスペシャル仕様のせいもあるみたいですね。
マイクロソフト、「Surface Pro 4」を11月12日発売、「Surface Book」も2016年初に - ケータイ Watch

法人向けモデルは、Officeが省略され、一般向けモデルより1万3000円引きの価格で提供される。

嗚呼そうだそうだ、Surface Pro 3 のときもそうだったし、Pro 2 でもそうでしたわ。他社の、たとえばASUSの VivoTabNote 8 を購入したときですらもOfficeバンドルでした。8インチタブレットなんだぜ?(笑)まあありがたいけども、さすがに8インチだと価格に比してOfficeのぶんが大きすぎるんで、販売店のほうでOffice抜いて安く売るというのが流行りました。

せっかく安く買える製品ですらOffice抱き合わせてしまうこのナンセンス。日本マイクロソフト何がしたいのか。Surfaceなんてクリエイティブ用途のサブマシンにも良いんだから、Officeについてはあってもなくてもどうにかしますよ。見るだけならOneDriveで開けばいいんだし。使いやすくはないけどGoogle Docsもあるんだし。

件のキックオフイベントにしたって、Adobe製品だとかDAWの展示があってゲストはイラストレーターさん、しかも絵を描くデモまでやったというのに、そこまでやっといて何故Office?

これさえあれば何もいらない?
いえいえ、Office要らないからもっと安くできない?

Officeバンドルしないと日本ではコンピュータが売れないと思い込む病気にでもかかっているんでしょうか。Adobe Creative Cloudフォトグラフィプランの半年無料体験でも付けてくれたほうがよっぽど売れるんじゃなかろか?そういうお披露目式をやっておいてなぜOfficeなのかという...

ちなみに私、経理はMacでやりたい派です。
Windowsで使うのはWordくらいかな。

2015年11月13日金曜日

ペティート・メラー PETITE MELLER 、レディーガガも認めた日本人ブロガー(誰)が今イチオシのフレンチロリータ アーティスト

どうも、レディーガガを日本へいち早く紹介したブロガー、ダイスケです。
Lady GaGa(レディガガ)ダサ外好きにはたまらないミュージックビデオ

ほう、日本デビューの10ヶ月前に書いてんのか。
早すぎて書いてあること全てが現在の評と違います(笑)

その後、レディーガガ本人のYouTubeチャンネルに補足されて、私の動画が転載されてるという(笑)つか、今このブログの日付を見直してみたらこの時点でもまだ日本盤リリース直後なんですな。
レディー・ガガ公式YouTubeにてジェットダイスケ動画がフィーチャーされた件

そんな日本におけるレディーガガ発掘人ブロガーでありレディーガガ本人もYouTubeに転載するほど認めている日本人ブロガーの私ですが、今これは押さえておかねばというアーティストはやはりこの人です。ペティート・メーラー PETITE MELLER (またはペティート・メラーとも)です。ぶっ飛び具合でいえばレディーガガを凌駕する可能性を大きく秘めた宝石の原石です。


Barbaric


ただし原石がデカすぎて誰も磨かない可能性ありというもろ刃の剣。上の最新シングル「Barbaric」のミュージックビデオを観た方にはお分かりいただけるでしょう。どことなくヤル気の感じられないダンスからさえも、本気でぶっ壊れてるデカダンな魅力がひしひしと伝わってきます。ひとつ前のシングル、「Baby Love」のミュージックビデオもたいへんお薦めです。


Baby Love


いかがですか
キレッキレのダンスを披露する黒人少年少女たちのなかにいてただ一人、主役であるべき人間の動きがいちばんテキトーです(笑)これぞ現代のフレンチロリータですね。

おフェロメイク」だとか「ほてりチーク」だとか流行ってるようですけど、ペティートさんのそれは度が過ぎた真っ赤です。このタガが外れた感じがフレンチロリータの狂気そのものだと言えます。あ、そうそうフランス人です。ていうかこの人ずっと水着です(笑)なんで水着なんだよ(笑)ほかのビジュアルがありません。

私が最初にブログに書いたのが2014年3月でした。
ぺティート・メラー(Petite Meller)のPVヤバい!ファッション誌の写真が動き出したかのようなミュージックビデオ

そのころ日本ではまだGoogle検索結果にもほとんどろくな情報が上がって来なかったのですが、いま名前を検索してみたらずいぶん色んな情報が出てきていますね。一年前はまだVEVOでも公式チャンネルでも数万PVしかなかったのですが、いまや結構な人気となってきています。こりゃそろそろ大ブレイクまちがいなしですね。

最近の売れ筋アップテンポでダンサブルな曲もいいけど、こういうのが王道のフレンチロリポップな感じで好きだなあ。


Backpack


この「NYC TIME」なんかはサックスが泣かせる名曲だと思うんだよねえ。もちろんヴォーカルも泣かせる、甘くてせつない感じ、ビデオのセンスも最高にいい


NYC Time

2015年11月12日木曜日

Surface と iPad がなぜかほぼ同日に発売されるらしいのだが

一部報道では本日から予約で週末には実店舗などでも見られるようなことが書かれていたiPad Pro、すでにツイッターやフェイスブックではお店で見てきたという人もちらほら。

ということは、Surface Pro 4 と完全にかぶってるわけですか
Surface Pro 4が本日発売 ~ビック有楽町/ヨドバシAkibaでタッチ&トライ可能 - PC Watch

これまで私が買ってきたiPadはどれも金曜に購入してたように思いますけども最近は違うんでしょうか?

Appleがあえて日本という極東ド田舎でのSurface発売にぶち当ててくる理由も見当たらないのでただの偶然だとは思うんですけどね。

タブレット的なモバイルマシンはもう飽和状態になっていて、一体うちに何台あるのかという状況。似たような解像度とCPUとストレージ容量となってくると、MacBook Pro Retina がいちばん使いやすいということで話は終了。iOSのようなモバイルOSにパソコン代替の本気の生産性を求めたワシが悪かったスミマセンというのがタブレット市場の冷え込みだと思いますんで。

あとは重量によって、行き先とほかの荷物との兼ね合いで決まると。

でもちょっとそこまでモーニング食べに行くのにペリタブとかSurface 3持っていくことはあっても、どっか遠方に出張だとなれば、基地になるようなマシン = MacBook Air または Surface Pro 3 くらいは持っていきたいわけです。じゃあ MacBook Air または Surface Pro 3 がちょっとそこまでモーニング食べに行くときに大きすぎるかというと、べつにそんなこともなくて、もはや何グラム軽いかという粋狂な域になってくるわけです。ペリタブは防水なんでまたそれは別の用途もあるわけですが。そしてバッグに撮影機材をしこたま詰め込みたいというときには全員おうちでお留守番ということもあります。スマホあるし。

iPad Proは法人市場を狙うという話もあり、じゃあなおさら私は関係ないんじゃないかと思ってまして、あれでアニメーションでも気軽に制作できたらと思ったんですが、そういうアプリは数年前のままというか決定打に欠けていて、結局iOSではクリエイティブの主役にもなれなかった感があります。Adobeがいろいろ頑張って面白いアプリを出してるんですが、思わずそっと閉じたくなるほど多いので手つかずのまま。

写真やる人にはどうもAdobe Lightroomの評判がよろしいのですが、その場ですぐシェアしたくなるほどの写真というのがないというか、それほどのものが撮影できたときほど家に帰ってしっかりMacで現像してあげたいわけで。速報ブロガーで写真にすごくこだわりがあれば使うんだろうけど。

話は変わりますが、あちこちのカメラメーカーが4K対応してきたのもあり、そうでなくともデジカメの画素数が半端ないので、そろそろ5Kモニターは必要かもしれないと思っているところです。モバイル5Kモニターの時代が来るのはまだまだ先だと思うんですが、Appleさんにはぜひ真っ先にMacBook Proで5Kモニターを実現してほしいと思います。

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